Windows10でのショートカットキーの作成について
今回Windows10ショートカットキーを作成するに当たり、ネットで作成方法を調べてみましたが、Macでいうところのkarabiner-elementsのような定番となっているようなアプリはないように思いました。そこで、USキーボード対応かつ無料でキーバインドが設定できることを条件に、いろいろ調べた結果AutoHotkeyが良さそうだったので導入してみました。
AutoHotkeyとは
AutoHotkeyはWindows用の無料オープンソーススクリプト言語です。
キーボードのリマップからキーバインドの作成、マクロの作成など幅広い用途に使用できるソフトウェアです。Wikiなどのドキュメント類やコミュニティなども存在しているので使い方に困ることはないと思います(日本語のwikiは放置されているようです)。
使用方法
上記リンクからAutoHotkeyをダウンロードしたあとインストールします。
インストールされたAutoHotkeyを起動すると、Help画面が表示されるので、記載されているチュートリアルに従ってスクリプトを作成します。
今回は、USキーボードで英語⇔日本語をCapsLockキーで切り替えたいため、下記のようなスクリプトを作成しました。
; CapsLockキーをAlt+`に割り当て
CapsLock::
Send, !``
return
`(グレーブアクセント)は `` と入力する必要があるので注意です。
また、アプリケーションの実行やウェブサイトの表示などに割り当てる場合は下記のようにSendをRunに置き換えることで割当可能です。
Run, <http://www.google.com>
Run, notepad.exe
また、作成した.ahkファイルを右クリック、Compile Scriptを実行することでexeファイルが作成されるので、このファイルをスタートアップに登録することで常時キーの割当が行われるのでおすすめです。
ちなみに登録は、Win+Rキーを押した後、shell:startupでスタートアップフォルダーが開くので、そこに先ほど作成したexeファイルをコピーすることで可能です。
まとめ
ドキュメント(英語のみ)が豊富で、ショートカットキーの作成を始め多彩な用途に使用できるため、使いこなすことができれば快適に作業ができると思うので、ぜひ使ってみることをおすすめします。今回はショートカットキーの作成にのみ使用しましたが、そのうち他の用途にも使ってみようと思います。